2016年に行われるオリンピックの開催都市が10月2日に決定した。この日、招致メンバーがデンマーク、コペンハーゲンで固唾を呑むなか、東京タワーは「2016」「TOKYO」の文字とともに5色にライトアップされ遠い日本の地よりエールを送ったようだ。

五輪の色にライトアップされた東京タワーの1階にはパブリックビューイングが設けられ、100人ほどの人がかけつけた。しかし東京タワーのお手伝いもむなしく、2016年のオリンピックはリオデジャネイロに決定した。南米では初の開催である。夜空に寂しく光る5色の東京タワーとは反対に開催が決まったリオではお祭り騒ぎだったようだ。
 とはいえ、この1週間後には広島市と長崎市が、2020年の夏季オリンピック大会の開催を目指し、両市が共同で招致することが決まった。
 今までに2都市での共同開催は例が無く、課題は山済みのようだが、広島・長崎両知事は、「五輪は平和の祭典として出発した。核廃絶のシンボルにふさわしいイベントだ」、「広島は最初の被爆地、長崎は最後の被爆地とする決意の場として、両市で開催する意義がある」と意欲を見せている。
 個人的にはワールドカップが日韓の2カ国間で行うことができたのだから、2都市間も十分可能だと考えている。
 2020年のオリンピック開催地が決定するときも、東京タワーは応援していることだろう。