タイ国家経済社会開発庁は23日、第3・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前期比プラス1.3%になったと発表した。
製造業と輸出の回復により2四半期連続でプラス成長となった。ただ、エコノミスト予想のプラス2.3%は下回った。
第2・四半期のGDP伸び率はプラス2.2%に修正された。
第3・四半期のGDP伸び率は前年比ではマイナス2.8%と、市場予想のマイナス3.3%を上回った。
国家経済社会開発庁は、第4・四半期のGDPについては前年比2.7―3.2%のプラスに回復するとの見通しを示した。
2009年のGDP伸び率はマイナス3.0%、2010年はプラス3.0―4.0%と予想した。
世界的な大不況のなかではありますが、ゆっくりと経済成長を遂げているようです。